以前から興味のあった、タイ古式マッサージ。なんだか語感に怪しさを見いだしてしまうというか、得体の知れない感じをどうしても感じ取ってしまう。なにが「古式」なのか。「新式」はあるのか。本当にタイが発祥なのか…?
数日前から腰の調子がよくないな…と感じていた矢先に、予定と予定の間に微妙な空き時間が発生したため、様々な疑問を抱えつつ試しに行ってみることにした。
むせ返るお香
タイ古式マッサージ店は雑居ビルの中に存在していた。できうる限り怪しくなさそうなお店をチョイス。
エレベーターに乗って着いたそこは、ものすごいお香の香りで満たされていた。法事の時に行ったお寺ってこういう感じだったなあ…と記憶が呼び覚まされるレベルでのお香。
店内にはおそらくガネーシャと思しきゾウをかたどった飾りなどがあった。
ガネーシャってインドじゃなかったっけ…と調べてみたら、タイにはこういう、ピンクのガネーシャがある観光地もあるらしい。
こういうのってインパクト重視でやっていいんだ…
施術スタート
施術着に着替え、うつ伏せになり施術がスタートした。
最初は良くある揉みほぐしのマッサージっぽく始まったかな…と思ったらなかなかに力が強い。施術してくれたのは身長150cmほどの小柄な女性の方だったのだけど、一体どこからそんな力が…?と驚愕した。これが古式…?
序盤の揉みほぐしだけでビビっていたところ、「失礼します」と背中に更なる力が。自分はうつ伏せになっているので、施術の様子を実際に見たわけではないのだけど…おそらく膝立ち状態で背中に乗っていたんじゃないだろうか。
いや、自分でもそんな器用なことが…?と思うんだけど、あの小柄な体からあの圧力を発生させるにはそれしか考えられない気がする…
関節ってそっちに曲がるのか
その後もテキパキと施術が続き、自分が意識して曲げたことのない方向に関節を曲げられる時間が1時間ほど続いた。
なんか体全体がバキバキ音を立てるイメージがあったんだけど、意外とそういうこともなく、ただ関節は可動域の最大を少し超えるような感じで動かされていった。
途中は痛みで汗をかく…みたいなこともあったのだけど、予想していた「アギャー!(バキボキ)」という無茶な感じではまったくなかった。
マッサージが終わった後は、どこの整体やマッサージに行っても必ず言われてしまう「身体めちゃくちゃ固いね、ストレッチとかした方がいいよ」とお墨付きをいただくのだった。
腰の調子はどうなったのか
結局のところ腰はどうなったのか、というところだけど、衝撃的によくなったということはない。中学生くらいの頃から調子が悪い腰がこれですべて解決するわけがないのだ。でも、確実に可動域は広がった気がする。たぶん悪いことではないだろう。
ちなみに今回は90分9,000円コース。うーん、微妙に痛い値段なんだけど、マッサージってだいたい10分1,000円くらいのイメージだから、衝撃的にお高いというわけではないか。
定期的に通うかは別として、ひとつの選択肢としてはアリなんじゃないかと思ったのでした。